フリーエージェントという言葉はいつから使われだしたんでしょうね。
アメリカプロスポーツでは昔から使われていましたが、
ビジネスでよくつかわれるようになったのは、
やはり、この本の出版された2002年からどっと使われだしたのだと思います。
上記の本の著者のピンク氏は、本書の最終章で次のような未来を予測しています。
まあ、10年経ってそうなったかというと、まだまだそうはなっていないところが多いですね。
●フリーエージェントの未来では、リタイヤする人は少なくなる。65歳を過ぎても、インターネットを駆使して働き続ける。(→「eリタイヤ」)
●様々な形で「脱学校」化が進む。義務教育は次第に廃れて、多様な教育の形態が生まれる。在宅教育はますます盛んになる。 ●2つの新しいタイプのオフィスが登場する。1つは、個人の作業スペース、もう1つは、仲間と顔を合わせたり、協同作業が出来る場。ホームオフィスは当たり前になり、リフォーム産業に好景気をもたらす。 ●個人が株式を発行するようになり、企業と同様の方法で資金を調達するようになる。新しい金融手段が続々生まれるだろう。 ●アメリカ政治の眠れる巨人として、フリーエージェントたちが、新たな政治勢力となり、フリーエージェント経済に合った新しい政策を産み出す原動力になる。 ●経済の生態系には、巨大企業とミニ企業が残り、中規模の企業は廃れていく。管理職は姿を消し、その都度適材適所の人材を集めマネージメントできるプロジェクトマネージャーが生き残る。 |