3.11 鎌倉建長寺にて、東日本大震災追悼・復興の祈りに参加させていただきました。
巡堂(じゅんどう)といい、境内を祈りながら一巡し本堂でお経を唱えるのですが、この時に驚きと感動を覚えたのは仏教・神道・キリスト教それぞれの宗教者が一同に祈りを捧げて境内を巡っておられるのでした。歴史ある境内の中に、「アーメン」が響き渡る何とも不思議な感覚と共に、宗教という枠を超えても追悼・復興の思いは一つだという事に胸に熱くこみ上げてくるものがありました。
ビジネスの世界ではグローバル人材の育成が急務です。躍進する中国・台湾・韓国と日本に共通する価値観は儒教の思想。アジア経済圏が求心力となり、これらの国が協業してビジネスを展開していく際に、信仰や宗教を理解することには大きな意味を持ちます。日本人が日本人としてのアイデンティティを持って世界に羽ばたいて行こうという時代の流れを感じます。
そのような理由からなのか、近頃、お寺で禅や写経を取り入れた企業研修のお話を伺う機会が多くなってきました。ご要望に応じたお寺研修のご提案をさせていただきますので、ご関心のある方はお問い合わせください。